今朝の「とくダネ!」で日本女性の痩せ過ぎ問題を特集
痩せ過ぎ12.3%は、日本&食糧難の発展途上国の数字
体重÷身長÷身長で、誰でも簡単に算出できる、肥満の指標となるBMI。
その数値が18.5未満は「痩せ」とみなされるのですが、日本人女性の該当者は12.3%。
ここまでは知っている人も多いと思うけれども、
その痩せ過ぎ12.3%は、なんと食糧難の発展途上国の数値に匹敵するという驚きの現状を今朝の「とくダネ!」でいっていました。
痩せ過ぎの20代で、骨密度が60代の数値という女性もインタビューを受けていました。
ヨーグルトを飲んでカルシウム補給に気をつけていても、カルシウムと一緒にとりたい栄養素のビタミンDが不足していると、
骨密度低下が生じるとも解説。
エステティックサロンなどでは、痩身中の栄養バランスを保つために、自社サプリメントを客に販売するところが多数。
そこにも注意点が!
以前、1日も早く痩せたい一心で、2倍量、3倍量飲んでいる人がいると聞いて、唖然……
水溶性の栄養素はとり過ぎても体から排泄されるけれども、脂溶性の栄養素はとり過ぎると肝臓に負担をかけることもあるからです。
以前、取材した沖縄の研修医の先生が、お酒を飲まないのに肝機能の数字がひじょうに悪い患者さんがいて、
自分には原因をつきとめられなくて上の先生に相談したら、「薬は?」と聞かれ、
さらに問診をしたら、薬は飲んでいないけれども、多種のサプリメントを飲んでいたことが判明したとおっしゃられていました。
痩せ過ぎも問題だけれども、ダイエット中の過度なサプリメント摂取も要注意!
たとえば、若返りのビタミンと呼ばれる脂溶性のビタミンEは、わりといろんな複合サプリメントに付加されているので、
いろいろ飲む人は成分チェックをしたほうがよいかも?
「なにごとも、ほどほどに」が健康の秘訣といえるのでしょう。