映画「奇跡のひと マリーとマルグリット」
最終日のレデースデイに950円で鑑賞
昨日、銀座シネスイッチでの上映最終日だったのと、
金曜日は同劇場がレディースデイで950円で見られるのと、
16時40分の回を見れば、18時30分に赤坂見附で開催する仕事関係のおじさまの誕生会に少々遅れて行けるという
3つの条件が重なったため、参上!
劇場のディスプレイは違う映画「アリスのままで」のもので、こちらのほうがジャンジャン人が入っていった感じでした。
話を戻して、「奇跡のひと マリーとマルグリット」のざっくり内容は、
盲とろうあをあわせもつ野獣のような少女が、シスターの献身的サポートで、
コミュニケーションができるようになり、死というものも理解し、
そのシスターが病気で倒れたときも、シスター自身よりもしっかりと死を受け入れることができていた
という実話を元につくられた映画。
そう、ヘレンケラーのような実話なのです。
号泣しました。それと同時に考えさせられたことも……
ボランティアでつきあっている、ろう重複障がい児&者のなかまたちは、目は見えるけれども、
知的障害や、自閉症、ADHD等の発達障がい、身体障害などをあわせもっています。
マリーほどコミュニケーションができないなかまも多数……
この映画を薦めてくれた、ダウン症32歳女性のお母さんは「感動した」と、
ダウン症13歳とろうあを併せ持つ女児のお母さんは「うちの子の昔と重なった。あの頃は宇宙人だった」と。
寝食を共にするシスターと違って、
なかまと年に数回しか顔をあわさない一介のボランティアに何ができるわけでもないけれども、
ただただ寄り添っていたいと思いました。
障がいは個性、自由人がたくさん
そして今日も、二日酔いの体にむち打って、ボランティアへ。
今日のプログラムは調理だったけれども、またしても担当したのは料理に参加しないなかまだったので、
キッチンには1歩も足を踏み入れず。引きこもったり、
プール用品で自分流遊び方をしたりして
遊んでいるうちに、豚肉の柳川風どんぶりと彼の好きなひじきサラダができていました。
そう、なかまたちは自由人なのです。