映画『きみはいい子』
きっかけはモスクワ国際映画祭で受賞したから👀
この映画を観ようと思ったきっかけは、現地時間6月19日〜26日に開催されていた
第37回モスクワ国際映画祭 で、最優秀アジア映画賞にあたるNETPAC賞を受賞 したというネット情報にアタックしたため。
このネット情報にアタックしたのは、関ジャニ∞の渋谷すばるくん主演の
『味園ユニバース』も同じ映画祭に出品していたことで、その結果を知りたくて、ググっていたため。
そんなきっかけで、高良健吾さんと尾野真千子さん主演の映画を観てきました。
27日から期間限定公開ということは、映画祭の結果を受けてのことなのかも?
もしかしたら、『味園ユニバース』が受賞していたら、もう1回、劇場で観られたのかもしれない…と思うと、超残念😢
最初は、まったりした感じだったけれども、後半は愛が満ちあふれる映画に。
高良さん演じる新米教師が、膝の上に乗ってきた甥っ子にギュッと抱きつかれ、背中をポンポンされたことがきっかけで、
担任するクラスの生徒に、家族の誰でもいいから、抱きしめてもらってくるようにという宿題をだし、
その宿題の結果を聞いているうちに、子どもたちの心が少しわかり、気持ちも近づく。
血のつながらない父にないがしろにされ、サンタは来ないという
気になる生徒はその後、欠席し続けたため、宿題の結果はわからないまま、先生が生徒の家まで走って行くシーンでエンド。
尾野さんは、自身も虐待にあったため、娘も虐待してしまう負の連鎖に陥っているママの役。
隠していたはずなのに、同じ境遇のママ友が、既にその事実に気づきながら親しくしてくれていて、
一緒にいるときに娘を叱りつけようとした瞬間、尾野さんをハグし、自分も虐待にあっていたことを告げる。
よき理解者との出会い。
道路で、「こんちにわ。さよなら」の挨拶を交わす自閉症児とおばあちゃん。
その子が鍵をなくしたとパニックを起こしていたので、家にあげ、
お母さんの仕事が終わるまで時間をつぶしていたら、迎えにきたのは、
状況をよく覚えていないおばあちゃんのプチトマト万引き現場を注意したスーパーの店員。
いつも人に迷惑をかけて謝っているからと、「ごめんなさい」を連呼するママに、
おばあちゃんは、彼のことを「挨拶もできるし、仏壇の前で手を合わせてお参りもするいい子だ」と告げる。
ママの「障がいがあるから」の言葉にも、「へえ」と動じないおばあちゃん。
その後、ママとおばあちゃんは一緒に障がい児学級の参観日へ。
ほんの短い、障がい児学級のシーンにも、障がいは個性と思えるキラキラ表情や動作が随所に。
子どもたちの、役者役者していない、ドキュメンタリーのような自然な演技もGOOD!
さすが、受賞作。後半、かなり泣きました😢
『味園ユニバース』とすばるくんのおかげで、いい映画に出会いました。
ありがとう!