よっぱらいたーの気まぐれつづり

よっぱらいたーがつづる、ちょっと健康ブログ

味園ユニバース初日初回観てきました👀

最寄り駅から下り電車で20分弱の映画館へ

都心とは逆方向の映画館の初回9時30分の上映に行ったせいか、

昨日金曜日のジョーカー・ゲーム7名よりは断然多かったですが、すいていました。

ただ、ほとんどの人がチケット購入後、すぐにグッズコーナーに行き、

レジに列ができたから、今日の日を待ちに待っていたコアなファンなんでしょう。

それから、チケット売り場で、ワッチより明らかに年上のお姉様が「味園ユニバース」のチケットを購入している姿を見て、

エイターだったら同類、もしそうでなくても、なんだか嬉しくなりました。

昭和な雰囲気

ゆるい昭和な雰囲気の中に、鋭さと優しさ、面白さ、そして「記憶」の歌詞にあるような

切なさや刹那が混ざった映画。

何かの取材で、山下監督がすばるくんのことを「作業服とサンダルが似合う」と言っていたように思いますが、

関ジャニ∞のライブのときのキラキラ衣装とは真逆の

作業服やヨレヨレ&血まみれTシャツ、素足にサンダル、顔の傷が、実に似合っていました。

関ジャニ∞を知らない人が見たら、アイドルだとは思わないかも?

はたまた予告編でも伝わりましたが、すばるくんもふみちゃんも目や佇まいだけでも、すごい訴求力があって、

セリフがないシーンにも見所盛りだくさん。

すばるくんに関して言えば、記憶喪失中、記憶を取り戻しつつあるとき、記憶を取り戻したときで、

別人のように目の表情が変わるのもスゴイ! ポチ男はポチ男で、じげおはしげおで、その狭間の不確かなもう一人みたいな感じで、どれも関ジャニ∞渋谷すばるとは、まるで別人。 ココロオドレバを歌っている姿もライブやテレビで歌うすばるくんとは別人のポチ男であり、しげお。 いい意味で期待を裏切られました↗️↗️↗️

赤犬さんのワチャワチャしているシーンやライブシーンも見る人それぞれにメッセージを伝えてくれるはず。

途中何回か、そして最後も泣き、泣きながら帰った感じ…

クズの男が音楽を通じて再生とまではいかないところで終わっているので、

また多少、道を誤りそうになりつつも、音楽の力で引き戻されるみたいな第2弾をつくってくれないかな?

監督さん、お願い!

「ONE」と「あ」

ところで、映画の冒頭は、すばるくんが刑務所から出てくるシーンから始まりました。

仕事にはまったく関係なく、女性のジーパン弁護士さんが中心になって開催している少年法の勉強会に参加しています。

数年前まで、埼玉県の教育、福祉関係の方々の勉強会のメンバーになっていたときには、

少年院、女子少年院、少年鑑別所の見学にも行かせていただきました。

それらの勉強会で知ったのは、少年院は罪を償う場所というよりも、

育て直しの場所の役割を担っているということ。

非行少年少女の背景には、虐待、いじめ、ネグレクトなど、いろいろな問題が絡んでいることもあり

自己肯定感の少ない人も多いと聞きます。

ずーっと思っていたのは、すばるくんの「ONE」と「あ」の2曲を少年院にいる人たちが聞かせてあげたいということ。

だいぶ前に、いじめにあって自殺を考えていた中学生だったかの男の子が、すばるくんの「あ」を聞いて、

自殺を思いとどまったというような話しが、朝日中学生ウィークリーに載ったように思います。

一方、「あ」は、生まれてきたことに感謝する歌。

きっと心にポッカリ空いていた穴に、いい意味でしみる子がいるのではないでしょうか?

「ONE」も「あ」も、物ごとの最初の言葉。

何か、理由があるんですかね?

なにはともあれ、多くの人に「味園ユニバース」を観てもらいたいですね!